天野浩子展

2017年5月9日(火)〜5月14日(日)
【A室】
標(しるし)としての石を置く。それは一方と他方を区切る点となり、同時にこちらとあちらが出会う点となる。境界はいつも拒絶と歓迎を含んでいる。
文字を標(しる)す。文字を刻んだ石は伝えようとする意思を保つ。線の集積である文字を言葉へと戻すとき、受け手の背景に沿った解釈がなされる。

相対するものを定めることで、現状をつかむことができる。
時間の象徴である石という素材に力を借り、標す行為を用いて周囲との関係を測る。

1984 神奈川県生まれ
2007 女子美術大学芸術学部立体アート学科卒業
2009 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了

2008 STONE ROAD展(ソウル、韓国)
2009
石彫のつどいシンポジウム(岐阜)[’10,’11]
玉川学園原っぱ彫刻展(東京)[’13]
2010 神奈川県美術展(神奈川)

2011
横浜の森美術展(神奈川)[’12,’13]
台湾国立東華大学パブリックアートプロジェクト(花蓮、台湾)

2012
Derby展 /GALLERY KINGYO(東京)[’13]

2013
金谷アートクロッシング/金谷美術館(千葉)
Open The Door展/山陽印刷株式会社(神奈川)[’14]

2014
With HWD展/ギャラリーせいほう(東京)
Stone and Women展/いりや画廊(東京)

2015
個展 a sleety day/いりや画廊(東京)
ART SESSION TSUKUBA(茨城)
Accumulate Vol.2展/JINEN GALLERY(東京)

2016 EXIST Vol.8展/JINEN GALLERY(東京)
個展/ギャルリー東京ユマニテbis(東京)

2017
Beyond the Generations展/H-art Beat Gallery(東京) 他

作品設置
荒川区役所前公園
東京工業大学
金谷美術館
台湾国立東華大学
川崎市立白鳥中学校